「できるだけ働きたい!でも向いている仕事は少なそう…」
こんなふうに考えている妊娠中の女性は多いのではないでしょうか。
妊娠・出産・子育てにはたくさんのお金がかかるもの。体が動かせるうちに少しでもお金を貯めておきたいと考えるのは当然のことです。しかし妊娠中は何かと制約も多いもの。妊娠する前とまったく同じ条件で仕事ができるという人はあまりいません。
そこで検討したいのが、今の時代ならではの働き方です。働き方は時代とともにどんどん多様化しています。そう、実は、現代ほど妊婦が働きやすい時代はないのです。
このページでは、そんな新しい働き方のひとつである「クラウドソーシング」について、妊婦の視点からご紹介いたします。
クラウドソーシングとは?
まずは、クラウドソーシングという言葉の意味をおさらいしておきましょう。
クラウドソーシングは、インターネットなどを通じて不特定多数の人を募集し、サービスやコンテンツの業務委託をするという事業形態のことです。つまり、「クラウド」(群衆)に対して「アウトソーシング」(外部委託)をすることからこのように呼ばれているわけです。
具体的には、ランサーズやクラウドワークスといったサービスが有名でしょう。
クラウドソーシングを利用すると、発注する側は優れた人材やアイディアを幅広く効率的に探すことができますし、受注する側もパソコンとインターネット環境さえあれば気軽に仕事を請けられます。また、直接会わずにメールや電話で打ち合わせを済ませられることも多いですから、時間の節約にもなります。
双方に大きなメリットがあることから、ここ10年ほどの間にクラウドソーシングの需要は爆発的に高まりました。
妊婦にクラウドソーシングが向いている理由
では、どうしてクラウドソーシングが妊婦にオススメなのでしょうか? それは、自分の体調と相談しながら仕事ができるからです。
クラウドソーシングで募集されている案件には、自宅でもできる仕事が多くありますので、身重の体で出歩く必要も通勤ラッシュに巻き込まれる心配もありません。納期さえ守れるのであれば、時間の使い方も自由です。体調の波が大きい妊婦にとっては、うってつけの働き方といえるでしょう。
また、一昔前までは家でできる仕事というと、内職のようなあまり稼ぐことのできない仕事しかありませんでした。しかしクラウドソーシングであれば、稼げるかどうかはあくまでも能力次第です。人によってはフルタイムで会社員をしているのと変わらないくらい稼ぐことだって可能です。
こんな案件がオススメ!
クラウドソーシングサービスで募集されている仕事は多岐に渡ります。誰でもできるような簡単な口コミから専門的な技能が必要な通訳のような仕事まで、さまざまです。
今までふつうに働いていた女性がやりやすい仕事としては、データ入力や簡単なライティングの仕事などでしょう。デザインやコピーライティングのような仕事もたくさん募集されていますが、こちらはプロも多く応募しているため、未経験者が選ばれることはめったにありません。
それに対して、データ入力のような仕事であれば、パソコンの使い方さえわかっていれば誰でもすることができます。単価はさほど高くないかもしれませんが、昔ながらの内職に比べれば充分に高い水準だといえますし、数をこなせばこなすだけ確実に報酬が上がるというのも嬉しいところ。
自分のペースで働きたい妊婦の方にオススメの働き方だといえます。