リゾートバイトに興味はあるけれどなかなか踏み出せないという場合、ネックになっているのは「どういう仕事をするのかよくわからないから」という部分ではないでしょうか?
たしかに、リゾートバイトという言葉からわかるのは、「リゾートでするアルバイト」だということだけです。実際の仕事内容は、場所によっても業種によってもまるっきり変わってくるでしょう。
そこでこのページでは、リゾートバイトの中でも人気の高い「海」での仕事についてご紹介していきましょう。
「海」のリゾートバイトはこんなにたくさん
海の家のスタッフ
海のリゾートバイトというと、まず最初に誰もが思い浮かべやすいのが、海の家で働くことではないでしょうか。オンシーズンのビーチであれば、どこに行ってもたくさんの海の家が軒を連ねていますよね。
海の家といえば、仕事内容の中心は調理と接客です。調理スタッフと接客スタッフが完全に別れていることもあれば、両方を同時にこなす必要がある場合もあるでしょう。
もっとも、大半の海の家では設備的にそれほど凝った料理は作れない場合が多いですから、それほど専門的な技術は必要ありません。料理の巧さよりも、注文を的確に聞いて手早く調理をする能力のほうが重要です。
その意味では、居酒屋は定食屋などで働いた経験のある人に向いた仕事だといえるでしょう。服装もラフな格好で大丈夫ですから、気軽に働きたいという人にオススメです。
リゾートホテルやレストランのスタッフ
人気のビーチの近くには、リゾートホテルやオシャレなレストランも多くあります。リゾートバイトというとカジュアルなイメージが強いかもしれませんが、リゾート地にある以上、特定の季節にだけお客さんが増えるのはこちらも同じこと。こういった比較的フォーマルな仕事もあるということを抑えておきましょう。
どちらとも、接客スタッフと調理スタッフは重宝されます。ただし、海の家のようなラフな感じでは雰囲気にそぐわないこともあります。自分の適性に合わせて働く場所を選ぶようにしましょう。
たとえば接客スタッフであれば、語学が堪能な人はそれだけで喜ばれます。また、調理スタッフについても、調理師免許などわかりやすい資格があれば採用されやすくなるはずです。いずれにせよ、ホテルやレストランで働いたことがあるという経験はその後のアルバイトにも生きてきやすいですので、こうした業界に興味のある人はやっておいて損はない仕事です。
マリンレジャーのスタッフ・インストラクター
海のリゾートバイトといえば忘れてはいけないのが、ダイビングやサーフィンといったマリンレジャーのスタッフやインストラクターの仕事でしょう。
マリンレジャーは万一の際には人命にかかわるレジャーですから、誰にでもできるという仕事ではありません。しかしそのレジャーが好きでインストラクターの資格も持っているという場合であれば、ぜひ挑戦してみたいリゾートバイトです。
専門技術が必要な分、ほかのリゾートバイトよりも時給が割高なのも嬉しいところですし、同僚も共通の趣味をもっている人ばかりですから、楽しみながら働くことができるはず。
そのほか、意外と見落としがちなところでは水上バイクの運転手なんていう仕事もありますね。こちらは小型船舶の免許があればできます。
ライフセーバー
もうひとつ、海のリゾートバイトに欠かせない仕事が、ライフセーバーや監視員といった仕事です。
海にトラブルはつきものです。プールなら泳げる人であっても、海に慣れていなければ溺れることだってあります。また、日差しの強い日には熱中症になる人だって少なくありません。そこで、ライフセーバーの出番となります。
専門的な資格がないとできないと誤解されがちですが、多くの海水浴場では、正規のライフセーバーがしっかりといて、バイトのスタッフはそのライフセーバーを補助する仕事がメインとなります。資格があるに越したことはありませんが、とりあえず泳げれば応募することは可能です。
ただし、マナーの悪い海水浴客へ注意をしたり個人間の揉め事を収めたりといった仕事もライフセーバーには求められますので、コミュニケーション能力に自信がない人ですと厳しいかもしれません。