妊娠してからも働きたいという女性は増えています。妊娠・出産には非常に多くの費用がかかりますから、事前に少しでもお金を稼いでおこうと考えるのは当然のことでしょう。
できることならば妊娠前から働いていた職場でそのまま働き続けることが理想的ではありますが、とはいえ業務内容によっては難しいのも事実。そんな場合に検討したいのが、派遣やアルバイトでお仕事です。
このページでは、妊娠中の女性にオススメの派遣やアルバイトの仕事についてご紹介していきます。
妊娠中にできる仕事の条件
具体的な仕事の内容に入る前に、まずは妊娠中にできる仕事がどういった仕事であるのかを確認しておきましょう。
立ち仕事は絶対NG
個人差はありますが、妊娠中は体調の波が大きいものです。つらいと感じたときに休める環境がなければ働くことはできません。その意味では、立ち仕事は絶対に避けましょう。
主婦のアルバイトというとスーパーやコンビニなどのレジ打ちを思い浮かべる人も多いかもしれませんが、妊娠中の場合にはNGです。
満員電車・バスに乗らないで通勤できる
妊婦はできるだけ人混みを避けるべきです。満員電車はお腹が圧迫されるリスクがあるばかりか、急に体調が悪くなったとしても座ることもできませんから、乗らないで済む生活を心がけなければいけません。
どれだけ他の条件面が良かったとしても、満員電車や満員バスに乗らなければいけないような勤務先では働かないようにしましょう。基本的には徒歩や自転車圏内でいける場所がベストです。
少ない日数からでも入れる
妊娠中は疲れやすいものです。自分では平気だと思っていても意外と疲れが溜まっているというケースも少なくありません。週2,3日からでもOKな仕事を選ぶようにするとのちのち楽でしょう。
オススメの仕事
コールセンター
座ったままできる仕事といえば、コールセンターがその代表格でしょう。妊婦の働く場所としても人気です。
ただし、コールセンターにもいくつか種類があります。申し込み受付や問い合わせがメインのインバウンド業務であればオススメですが、営業電話もしなければならないアウトバウンド業務は推奨できません。営業電話はストレスが溜まりやすいですから、妊婦の場合には精神衛生上望ましくないのです。
時給面でいえばアウトバウンドの方が割高なのですが、もともと営業経験が豊富だという人でないかぎりは避けた方が無難です。
受付や試験監督などの単発業務
妊婦の派遣・アルバイトの仕事としては、イベント受付や試験監督などの単発の仕事もオススメです。単発の仕事であれば人間関係などで悩むこともありませんしシフトの拘束からも自由になれますので、ストレスが最小限で済むからです。日給1万オーバーのものもあったりと、お金の面でも得だといえるでしょう。
ただし注意したいのは、イベント受付や試験監督のような仕事は、ずっと座っていられる場合もあればずっと立っていなければならない場合もあるということです。案件ごとに環境が違いますから、事前にこの点はしっかりと確認しておくとよいでしょう。