「アフィリエイトをはじめたい」と考えている妊婦さんが増えています。
妊娠・出産にはお金がかかります。出産後の子育てには、さらにたくさんのお金が必要となることでしょう。となると、妊娠が判明したあともギリギリまで仕事をしたいという女性は多いはず。しかし妊娠中の体ではなかなか思うように仕事がない……。
そんなときに、妊娠中でもできる稼ぎ方として注目を浴びているのがアフィリエイトです。このページでは、妊婦の視点からアフィリエイトについて特徴や注意点を紹介していきます。
アフィリエイトって何だっけ?
アフィリエイトという言葉が広く知れ渡るようになってからは、もう10年以上が経ちます。そのためご存知の人も多いでしょうが、ここで一度あらためてアフィリエイトについて説明しておきましょう。
アフィリエイトというのは、簡単にいえば広告によって収入を得る方法です。まずは自分のブログやウェブサイトに広告を載せて、そこからリンクを辿って誰かが商品を購入してくれると、売上の一部が還元されるという仕組みです。
アフィリエイトをはじめるのに資格は必要ありませんし、パソコンとインターネット環境さえあれば特別な出費も必要ないですので、空き時間で気軽にお金を稼ぎたい人に向いている仕事だといえるでしょう。
アフィリエイトが妊婦に向いている理由
妊娠中は体に負担をかけるわけにはいきませんし、体調にも波があります。人によっては、すぐに眠くなってしまうということもあるでしょう。そう考えると、妊娠中にできる仕事はかなり限られてきます。
そこで多くの妊婦さんが検討するのが在宅ワークです。自宅での仕事であれば、つらい通勤ラッシュに巻き込まれることもありませんし、気分が悪くなったらすぐに休憩をとることもできます。
ただし、在宅ワークにと一口にいっても、デザインやコピーライティングのような専門的な仕事をいきなり素人がやるには無理があります。また、データ入力や簡単なライティングであれば誰でもすぐにはじめることができますが、こちらはある程度時間を割かなければまとまった金額にはなりませんし、同じ体勢を続けていると妊婦さんは疲れてしまうもの。
そこへいくと、アフィリエイトは一度広告を貼りつけてしまえば、あとは何もしなくて大丈夫だというのがメリットです。
アフィリエイトは本当に稼げるの?
さて、それではアフィリエイトは本当に稼げるのでしょうか?
たしかに、世の中にはアフィリエイトだけで一般的なサラリーマン以上の収入を得ている人もいます。しかし、一方でお小遣い程度の収入すら得られていない人もたくさんいるのだという事実もあります。この違いはどこにあるのでしょう?
現在多額の報酬を得ているアフィリエイターは、ほとんどがまだアフィリエイトという言葉が有名ではなかった時期から活動している人です。逆に、ここ数年になってはじめた人では、よほどセンスのある人でない限り稼げている人はいません。それだけ、アフィリエイト向きのサイトは隙間産業であり早い者勝ちだということです。
そのため、よほど得意分野があって、そこに特化した情報を誰にも負けないぐらい集められるという人でなければ、今から新規にアフィリエイトブログをはじめても思うようには稼げないでしょう。
また、アフィリエイトは「種まき」の時期が長いものです。一度軌道に乗れば安定した収入を得ることが可能ですが、それまでに時間がかかります。妊娠中という短い期間で結果を出すのは難しいかもしれません。
現実的な方向としては、他の在宅ワークをしながら、「うまくいけば儲けものだ」という程度の感覚でアフィリエイトに取り組むことが理想でしょう。